●〔ダイクロフィルムタイプ〕
一般の照明光などは各偏光状態の光線が等しく混合しているので偏光性を示しません。
ランダム偏光も同様に考えることができますが、これらの光を偏光板に透過させますと直線偏光の状態になります。
●〔ガラスサンドイッチタイプ〕
偏光板を2枚使用し、ランダム偏光の光を偏光板に透過させ直線偏光状態の光にし、
さらに偏光板を透過させる場合、1枚目の偏光板の透過軸と2枚目の偏光板の
透過軸の成す角が0°(平行関係a)の場合はそのまま透過しますが、90°(直交関係b)の場合には
透過光は存在しなくなります。(厳密に0にはなりません)